「GPD WIN MAX2」Ryzen7 8840U搭載の2024年版登場。CPU刷新のみのマイナーアップデート版

GPD WIN MAX2 2024アイキャッチ ニュース
当サイトの外部リンクには一部広告を掲載している場合があります。

数々のUMPC(ウルトラモバイルPC)を手掛けるGPD社から、CPUにRyzen7 8840Uを搭載した「GPD WIN MAX2(2024)」が登場。本日4月7日よりクラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて出資受付を開始しています。

同製品はこれまで、Ryzen7 6800U搭載の2022年版、Ryzen7 7840U+OCulink端子搭載の2023年版が発売されていました。今回の2024年版は、筐体としては2023年版からの変化はなく、単純にCPUが最新世代にリプレイスされたマイナーアップデート版です。

GPD WIN MAX2GPD WIN MAX2(2023)GPD WIN MAX2(2024)
仕様Ryzen7 6800U
(16GB/32GB・1TB/2TB)
Ryzen5 7640U(16GB・1TB)
Ryzen7 7840U(32/64GB・2TB)
Ryzen5 8640U(16GB・1TB)
Ryzen7 8840U(32/64GB・2TB)
違い初代・初代からCPUを刷新
・Type-Aポート×1がOCulinkポートに置換
・2023年版からCPUを刷新
※筐体は2023年版のまま

Ryzen7 8840Uは従来よりAI性能(NPU)が強化されたCPUとなっており、Windowsに標準搭載される「Copilot」等の各種AIの使用感といった面では変化が期待できます。一方で、先代に当たる7840UとCPUコアの世代は変わっていなかったり、内蔵グラフィックスもRadeon 780Mの据え置きであったりと、普段使いやゲーミング用途ではそこまで大きな違いが感じられないかもしれません。2022年版からの買い替え機としては有力と言えそうです。

GPD WIN MAX2
筆者が愛用しているGPD WIN MAX2(2022)

かくいう私も、2022年末にGPD WIN MAX2(2022)を購入して以来、2023年版を購入することなく現在も使い続けています。メモリ16GBと少な目のモデルを買っていたこともあり、最近は度々カクつきが見られることも増えてきたので、これを機に2024年版へアップグレードするのもいいかなと考えているところ。

昨今はさまざまなゲーミングUMPCが登場してきていますが、やっぱり私としてはクラムシェル型が一番使いやすく感じます。本機はゲームパッド部が隠せるうえに落ち着いた色味なので、いい意味でゲーミングPCらしくなく、仕事用としてもそのまま使えるのが嬉しい。

「Ryzen5 8640U・メモリ16GB・ストレージ1TB」のラインナップも存在するようですが、2024年4月7日現在、「Ryzen7 8840U・ストレージ2TB」のメモリ32GB版および64GB版の2種類のみ出資を受け付けています。それぞれ出資価格・通常価格は以下の通り。早ければ5月にも出荷手配を開始するとのことです。

早期出資価格通常価格割引率
Ryzen7 8840U
メモリ32GB
9,025 HKD
※約174,746円
約182,317円3%
Ryzen7 8840U
メモリ64GB
10,243HKD
※約198,330円
約205,901円4%

GPD社はこれまでに多数クラウドファンディングを成功させてきた実績がありますが、あくまでクラウドファンディングであるため出資は自己責任で行うようにしてください。

国内正規代理店「天空」が、Amazonでの取り扱いを開始しています。購入を検討している方はこちらも参考にしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました