数年前に花粉症を発症した筆者ですが、今年は特にひどく、4月に入ってからというもの信じられないほどの鼻水・くしゃみ・目のかゆみに悩まされていました。日によっては生活がままならないレベルだったので、市販薬を飲むと同時に空気清浄機の導入を検討。Amazonで評価の高い「Levoit Core Mini」という製品がコスパも良さそうだったので購入してみました。
「Levoit Core Mini」とは
「levoit Core mini」は、アメリカ発の小型家電メーカー「VeSync Co., Ltd(ウィーシンク)」が手掛けている空気清浄機。Levoit Coreシリーズには対応畳数等によって4つ程度の種類があるようですが、本製品はその中でも一番小型のものとなっています。
Core 300 | Core P350 | Core 200S | Core Mini | |
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製品サイズ | 22x22x36cm | 22x22x36cm | 20x20x32cm | 16.4×16.4×26.4cm |
対応畳数 | 20畳 | 20畳 | 18畳 | 12畳 |
備考 | ベストセラーのスタンダードモデル | 脱臭性能が強化されたモデル | スマホ連携などの便利機能を搭載 | シリーズで最も小型 |
Core Miniの特徴とできることについてざっくりまとめると、以下のようになります。
- およそ1kgの重さで持ち運びラクラク
- 浄化モードは弱・中・強の3段階で調整可能
- 操作部は直感的に使えるタッチパネル。ボタンは1つのみとシンプル
- 空気の清浄とともに好みの香りを楽しめる「アロマパッド」付き
- パネル部のライトは操作から60秒経過後に自動消灯。夜間も快適
- 弱モードの動作音は28dB以内。業界トップレベルの静かさ
- 消費電力はわずか7W程度と省エネ。長時間の稼働でも電気代に響きにくい
設置スペースを取らない極めて小型かつ軽量の筐体でありながら、空気清浄機として必要十分な機能を備えたモデルとなっています。比較的狭めの部屋に置く用の空気清浄機を探しているのであれば、十分選択肢に入ってくる一台と言えそうです。
Levoit Core Miniの外観・操作感をチェック
商品外観がこちらになります。白を基調としたシンプルな円筒形のデザイン。今回は中古を購入したため外箱等はありません。
本体上部には、運転・停止を切り替えるためのタッチパネルが用意されています。操作できるボタンとしては「電源マーク」の一つだけ。1回タッチしていくごとに「弱→中→強→停止」と切り替わっていきます。
実際に操作している様子がこちら。ボタン一つと非常に単純明快なので、迷うことがありません。個人的な話ですが、夜間暗い中で風量調節したい場面が時々あり、そのようなときに余計なボタンがないのは非常にありがたいです。上部を適当にタッチしているだけで操作ボタンが見つかり、切り替えができます。
本体底面部。しっかりとすべり止めが4つ付いており、設置したときも安定します。
本体上部を軽くひねると、上下で本体が分かれます。これによりフィルターへのアクセスが可能です。
フィルター外観がこちら。プレフィルター、HEPAフィルター、活性炭フィルターの3層構造となっているようです。
- プレフィルター:髪の毛・ほこりといった大きいごみの集塵用
- HEPAフィルター:ウィルス・PM2.5といった細かい粒子の集塵用
- 活性炭フィルター:嫌な臭いの脱臭用
Amazon商品説明によると、各フィルターの性能は以下の通り。
【多層の高性能フィルター】
①プレフィルターはペットの毛や粗いホコリを99.99%遮断します。
引用:Amazon|【純正品】Levoit (レボイト) 空気清浄機 Coremini 交換用フィルター パーソナルHEPAフィルター ミニサイズ LRF-C161-WJP ホワイト
②高品質なパーソナル静電hepaフィルターは、花粉・ウイルス・細菌・細いホコリ・アレルゲン・カビ・ハウスダスト・PM2.5など、0.1μmまでの微細粒子を97%除去します。
③脱臭専用のハイグレード活性炭フィルターにより、タバコ臭や料理臭、ペットや靴の臭いなど、日常生活によくあるニオイをしっかり取り除きます。
交換時期は6~8か月程度と意外と長め。最初から1つは付属しているので、購入したらしばらくは使えそうです。なお一番外側のプレフィルターは、2~4週間ごとの清掃が推奨されています。空気清浄機能維持や多少の延命が期待できるとのこと。
本体側面にはアロマパッドが収納されており、アロマを垂らすと空気清浄とともにお気に入りの香りを楽しむこともできるそう。まだ使ったことはありませんが、こういう+αの機能が付いているのは楽しいですね。
参考までに、付属のACアダプタ。接続部はスペースを取りにくいL型プラグとなっています。出力は12V。本体から取り外しできるタイプのケーブルなので、設置する部屋を移動するときにかさばることもありません。
Levoit Core Miniの空気清浄機能はいかに。フィルターの汚れ具合を見てみる
空気清浄機を買ったからには一番気になるのは「どの程度空気を綺麗にしてくれるのか」という点です。本機を購入した2024年3月末から、2024年4月半ば現在に至るまでのおよそ2週間、ほぼ毎日・一日中「強」モードにて運転してみましたので、フィルターの汚れ具合を共有していきます。
左が使用する前、右が2週間フル稼働した後の様子。プレフィルターを見るだけでも、確かにゴミを集塵してくれていることが分かります。体感としても、市販薬も併用しているため一概には言えませんが、くしゃみや目のかゆみはほとんど生じなくなったように感じます。前日までグズグズだったのに、設置したその日から効果を実感できたので、一定以上の空気清浄効果は備えていると言えそうです。
Levoit Core Miniを使ってみて「良い」と感じたところ
花粉による鼻水・くしゃみ・目のかゆみを低減してくれた空気清浄機能はもちろん満足なのですが、もう一つLevoit Core Miniに対して「これは良い!」と感じた点が、消費電力の低さです。
本体背面に貼り付けられている仕様表によれば、定格電力(「強」運転時)はわずか7W。1時間当たりの電気代は0.2円、毎日8時間使っても1か月48円です。
【内訳】7W×1h×0.001×29.71円/kWh≒0.20円
※29.71…東北電力の電力量料金(1段階目)1kWhあたりの単価
※燃料費調整額、最エネ賦課金は未考慮
しっかり空気清浄機として仕事してくれているにもかかわらずこの電気代の安さは、非常に魅力を感じている部分です。本機を購入する前後で1日当たりの電気使用量を見比べてみましたが、本当に稼働しているのか分からないくらい変化がありませんでした。
私が契約している電力会社「タダ電」は、一定電気使用量まで電気代タダという特殊なサービスなので、消費電力の低い本機を選択して大正解でした。
「タダ電」は1か月あたり5,000円(約71kWh)まで無料で使える新電力です。登録後に招待コード「tadaden-81SRew7t」を入力いただくと無料分が100円増加しお得になりますので、ぜひご活用ください。
買ってよかった。低消費電力でもしっかり空気清浄してくれる「Levoit Core Mini」
空気清浄機なんてこれまで一度も購入したことがなく「どれにすればいいんだろう…」とひたすら悩んでいた私。Amazonベストセラー1位を信じて「Levoit Core Mini」を選択してみましたが、間違いなくベターな一品でした。清浄効果も申し分ありませんし、消費電力がとにかく低く電気代に響きにくい点も◎。「弱」モードならほとんど動作音が気にならないほどの静音性も備えています。つらい花粉の時期も、本機のおかげで快適に乗り越えられそうです。
製造元のVeSync公式サイトによれば、販売価格は7,980円。Amazonだと頻繁に割引も実施されているようなので、そちらを狙うのもいいでしょう。新品にこだわりがなければ、フリマアプリ等で綺麗な中古品を狙うのもおすすめ。私は今回メルカリにて半値程度で購入できました。ただし個人間取引によるトラブルが起こる可能性もあるため、その点は自己責任にて。
12畳クラスの製品を探すと数万円以上することもざらにあるので、必要十分な機能を備えてこの価格はかなり魅力的です。コスパに優れた空気清浄機を探しているのであれば「Levoit Core Mini」、ぜひ検討してみてください。
フリマアプリ「メルカリ」にこれから登録する人は、招待コード「QNZBMG」を入力いただくことで、お買い物に使える500円相当のポイントをもれなくもらうことができます。ぜひ活用してみてください。
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