先日、サンワサプライ直営ショッピングサイト「サンワダイレクト」の公式X(旧Twitter)にて、以下のフォロー&リポストキャンペーンが開催されていました。
なんとこちらのキャンペーンに当選し、この度「10ポートUSBハブ(400-HUBA23GM)」を頂戴いたしました。どんな製品なのか実際に使ってみてレビューしていきたいと思います。
サンワサプライ 10ポートUSBハブ(400-HUBA23GM)とは
サンワサプライ 10ポートUSBハブ(400-HUBA23GM)は、その名の通り10機器までの接続に対応したUSBハブ。パソコンに最初から搭載されているUSB Type-Aポートだけでは足りず「もっといろいろな周辺機器を接続して使いたい…」という人に向けた製品です。
本USBハブの主な仕様と特徴をまとめると以下の通り。
- USBハブの中でもかなり充実した10ポート搭載
- 接続はUSB Type-A
- ACアダプタから給電しながら使う「セルフパワー」に対応
- 5Gbpsでデータの高速転送が可能なUSB規格(3.2 Gen 1)
- 各ポートは個別でON・OFF切替できるスイッチ付き
- 各ポートの通電状況はランプの点灯で確認可能
- ポート間隔0.9cmと広め。隣の機器と干渉しづらい
1個のUSB Type-Aポートをこれ一つで10個まで大幅拡張できるというのは、特にノートパソコンユーザーにとっては嬉しいのではないでしょうか。USBの規格にはさまざまありますが、本機の該当するUSB3.0系であれば必要十分。今はUSB4系まで出ていて最大転送速度40Gbpsとなっていますが、3.2 Gen 1の5Gbpsでも一般的な使い方であればそう困ることはないでしょう。
なお本製品は、ACアダプタで電力供給する「セルフパワー」と、USBポートから給電する「バスパワー」の両対応。ご自身の使い方や接続したい機器等に合わせて幅広く活用できるのも魅力です。
サンワサプライ 10ポートUSBハブを開封。外観をチェック
商品の外箱はこちら。非常にシンプルな長方形の箱に入っています。黄緑色がかわいい。
箱の中身を取り出したところ。内容物は以下3点のみ。
- 10ポートUSBハブ(本体)
- 12V/4A 専用ACアダプタ
- 保証書
早速本体を見ていきましょう。USB Type-A(オス)で接続するタイプの10ポートハブです。公式サイト商品ページによると、本体サイズと重量は以下の通り。
- 本体:縦175mm×横42.4mm×厚さ18.2mm、122g
- 本体ケーブル長:約0.5m
重量は122gと比較的軽量。厚さも2cmないのでサッとカバン等に入れておきやすく、可搬性に優れていると感じます。手持ちのスマホ(Xiaomi 14 Ultra)とサイズ比較してみると、スマホよりは縦幅が少し長いかなといったところです。
筐体は光に当てるとやや赤みを感じる落ち着いたグレーで、さらさらとした手触りで質感も悪くありません。図らずも私がメインで使っているノートPC「GPD WIN MAX2」と同じような色味で、並べてみると一体感を感じます。
USBポート部。個別でON・OFF出来るスイッチが用意されています。ポートの間隔は0.9cmと広めの設計。となりの機器との干渉を防ぎます。
USBポート横のスイッチは、ONになると青いLEDランプが点灯する仕様。どの機器を使っているかが視覚的に分かりやすくなっています。
実際にON・OFFを試してみたところ。OFFにしたときの挙動ですが、時折り即時消灯せず、ランプが次第に暗くなっていく感じになることがありました。動画はポートが空いている状態ですが、何かしら機器を接続していれば即時消灯しやすいように感じます。
本体下部。セルフパワー対応のUSBハブということで、電源供給用給電プラグの差込口が設けられています。
ACアダプタは12V/4Aの48W仕様。専用のものが付属します。
本体にACアダプタのプラグを差し込んだところ。電流の高いUSB機器を接続するときにはバスパワー運用だと動作が安定しない場合があるため、このような形で接続してセルフパワー運用をすることになります。
サンワサプライ 10ポートUSBハブを実際に使ってみる
せっかくなので本機器のポテンシャルを試してみたく、家じゅうにあったUSB機器をかき集めて10ポート全てに接続してみました。
配線が煩雑でお目汚しを失礼いたします。今回つないだ全10個の機器は以下の通り。
- モバイルバッテリー×2
- スマートフォン×2
- USBメモリ×2
- ICカードリーダー×1
- ポケットWi-Fi×1
- DVDプレイヤー×1
- ワイヤレススピーカー×1
この程度の消費電流であれば、ACアダプタを利用しないバスパワー運用でも問題なく機能していました。本USBハブ一つでこれだけ拡張性が上がることを考えると、実に便利な商品だと感じます。もし使っていて動作に不安定さを感じた場合にも、電源を供給してセルフパワー運用に切り替えてあげればOK。バスパワー・セルフパワー両対応だと柔軟に利用することができますね。
欲を言えば、昨今はType-C to Cのケーブルが増えてきていることもあり、1・2個くらいはType-Cポートが付いているとより使い勝手が上がるのかなと思ったりもしました。私があまり周辺機器を使わない人間だからということもあるかもしれませんが、10ポートType-Aはやや持て余してしまう気がします。サンワサプライさんではこのほかにもさまざまなUSBハブ・ドッキングステーションが販売されているので、この辺りはうまく住み分けが図られているのかもしれませんね。
自分好みのデスク環境を構築したい人を強力サポートしてくれる「サンワサプライ 10ポートUSBハブ」
私は「省スペース」「いつでも移動できる」というフットワーク重視のデスク環境を好む傾向にあるため、これまでUSBハブやドッキングステーションといった拡張機器には手を伸ばしてきませんでした。しかし今回サンワサプライさんから「10ポートUSBハブ」をいただいて、少し考えが変わったように思います。
これだけのコンパクト筐体でありながら10ポートも増設できること、手元でON・OFFがいつでも切り替えられること等、素直に魅力を感じたポイントが多々ありました。マウス・キーボード・スピーカー・サブディスプレイ・プリンター・スキャナー…これだけ繋いだとしても、まだポートには空きがあります。「充実したデスク環境を出来るだけかさばることなく整えたい」という人に、厚さ1.8cm・重量122gのスマートな本製品はきっと刺さることでしょう。
販売価格は5,980円。サンワサプライ直営サイト「サンワダイレクト」のほか、Amazonでもお買い求めいただけます。気になった方はぜひ手に取ってみてください。
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