カメラスマホとして非常に完成度の高い「Xiaomi 14 Ultra」。出来ることなら本当のカメラのように首からぶら下げて持ち歩きたく、「可能な限り安価で、でもしっかり丈夫なもの」という条件を満たすネックストラップがないか探し回っていました。Amazonで見つけた「XCSOURCE 革新版3WAY ネックストラップ」が良さそうだったので、試しに購入して使ってみた感想をレビューします。
XCSOURCE 革新版3WAY ネックストラップの商品情報
今回購入したのは「XCSOURCE 革新版3WAY ネックストラップ」。XCSOURCE(エックスシーソース)は香港に位置する電子機器ブランドのようです。「ハル(HAL)」という国内正規販売店があるみたいですが、検索しても出てこず不明。
なお、本商品の正式名称は以下の通り。
[XCSOURCE] 「革新版3WAY」ネックストラップ スマホストラップ リングストラップ 採用 幅広く超丈夫で耐久性がある 落下防止 忘れ物防止 「首掛け 携帯ストラップ リストストラップ フィンガーストラップ フィンガーリング」 全機種適用
引用:Amazon
商品名にも含まれていますが、ネックストラップだけでなく「フィンガーリング」「カラビナによる吊り下げ」の全3通りの使い方ができるのが特徴。特にXiaomi 14 Ultraは大きく重いこともあり、安定して保持するためにもフィンガーリングが使えるのは便利かなと思い、今回購入に至った次第です。
革新版3WAY ネックストラップを開封。使用感をチェック
商品パッケージはこちら。封筒タイプの梱包に入って、この一袋だけが届きました。午前中に購入してちゃんと翌日に届いたのは嬉しかったですが、パッケージの簡易さと、堂々とした「Made in China」の表記に一抹の不安を感じ得ません。
袋から取り出した商品本体がこちら。Amazonの商品ページに掲載されていた画像とほとんど相違はないようです。
リング部の中心についているボタンをグッと押し込むことで、ネックストラップとリングが分離される設計です。
実際にリング部を着脱しているところ。3つの爪でしっかりと引っかかっており、取り外すときは結構な力で押す必要があります。ちょっとぶつかったくらいで簡単に分離してしまうものではありません。
なお、リングおよびストラップの金属部に青いシールが貼り付けられていますが、おそらく表面保護用なので取り外して問題はないでしょう。
リング部は耐久性のある亜鉛合金製。持ってみると確かにずっしりとしていて丈夫そうにを感じます。
リング単体での重量は11g。
ただのリングではなくカラビナを搭載しているので、ベルトループやバックの肩紐などに取り付けて持ち運ぶことも可能です。
ネックストラップ部がこちら。こちらも金属は亜鉛合金を採用していて剛性があります。ストラップはポリエチレン繊維に加え、丈夫なスマホケース等も使われるケブラー(アラミド)繊維を組み合わせた素材で出来ているとのこと。
ストラップと金属部をつなぐパーツは本牛革製。耐摩耗性に優れると謳っています。なめらかな肌触りで質感も良好。全体的に品質は申し分なさそうです。
なお、ストラップも含めた製品全体の重量は37gとなっていました。プラスチック製のものと比べると、それなりに重さはあるように感じます。
革新版3WAY ネックストラップを装着。実際に使ってみる
早速Xiaomi 14 Ultraのストラップホールに装着してみました。ストラップ部があると取り付けづらいので、一度ボタンで分離させてからリング部のみを先に取り付けます。この状態だとフィンガーリングとして使用可能。端末を保持する際の安定感が向上します。
ストラップ部も取り付けた様子。Xiaomi 14 Ultraのカメラキットと合わせてストラップもブラックを選択したので、統一感が生まれていい感じです。
首にかけてみた様子がこちら。身長172cmの筆者が使用すると、ちょうどおへそ当たりで本体がぶら下がる形になります。ストラップは約2cmの幅広設計なので、首に食い込む感じもなくかけ心地は良好です。
首から下げて歩いてみた様子がこちら。近場を1時間ほど散歩してみましたが、強度に関しては特に問題ないようです。端末の重さに引っ張られて劣化していくような感じは全くありませんでした。
ただし、ストラップホールが一つしかない都合上どうしても「片吊り」の状態となるため、動画を見るとわかる通り結構気になるレベルで振れます。速足で歩くと端末がお腹にぶつかりながらくるくると回り、細い松葉紐部分がねじれていくことに。紐の劣化はもちろんですが「回らないように気を付けないと…」と意識しながら歩かなければいけないのが結構ストレスではありました。
革新版3WAY ネックストラップを使って気になったこと
本ネックストラップを使ってみて気になった点は以下の通りです。
- ストラップ部に長さ調整機能がない(デフォルトは若干長い気がする)
- フィンガーリングが端末各所にぶつかる(分離時)
- 歩いていると結構揺れる。松葉紐がねじれる
長さ調整機能に関しては了承したうえでの購入でしたが、やっぱり少し長い感じがあります。気になる場合には、ストラップをこぶ結びにするなどして強制的に短くするほかありません。
またストラップ部を取り外したフィンガーリング状態のとき、松葉紐でぶら下がっているリング部が揺れやすく、端末各所にぶつかるのもやや気になりました。亜鉛合金の頑丈なリングということもあり、気を付けないとケースはおろか液晶にも傷がついてしまいそう。端末を持ち上げるとき等は特に気を遣うようになりました。
歩行時に揺れる問題に関しては、ストラップホールが一つしかない以上致し方ないところではあります。ストラップ部だけが回るねじれ防止機能を備えたものなら多少変わるかもしれませんが、せっかくカメラを意識した端末なのでそもそも両吊り対応のケースが出ればいいのになぁと思ってしまいます。X(旧Twitter)を見ていると、ストラップホールに丸カンを付け、そこに両吊り用ネックストラップを装着している人もいる様子。どの程度振れが改善されるのか、ぜひ試してみたいですね。
使用時にやや気を遣うが、機能としては必要十分な「XCSOURCE 革新版3WAY ネックストラップ」
Xiaomi 14 Ultra用ネックストラップ選びで頭を抱えていた中、たまたま目に留まった「XCSOURCE 革新版3WAY ネックストラップ」。「超丈夫」「耐久性」といったワードに釣られ、レビューを見ても比較的高評価だったので試しにと購入してみましたが、機能としては何も文句のない一品でした。丈夫かつ幅広なストラップで快適にぶら下げることができますし、松葉紐部分も確かな強度で安心感があります。
片吊りのため歩くと大きく振れてしまうのはやはり気になりますが、これはきっとストラップホールが一つしかないXiaomi 14 Ultra自体の問題で、どんなネックストラップを購入したとしてもある程度許容しなければいけないのかもしれません。
本製品はAmazonにて1,199円と安価なのが魅力。「それなりに丈夫でとりあえず首から下げられるストラップが欲しい」という人であれば、一度手に取ってみる価値は十分あるのではないでしょうか。
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