先日プレオーダーが始まった「Light Phone Ⅲ」。スマホに縛られずより良い生活を実現するためのツールとして、非常に魅力的な一台となっています。しかしLight Phoneシリーズは「Ⅱ」まで日本国内非対応となっていたこともあり「Light Phone Ⅲは日本で使えるの?」と疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。公式サイトの情報を元に解説していきます。
Light Phone Ⅲは国内3大キャリアに対応。日本でも使える
引用:Light公式HP|Compatibility Checker(互換性チェッカー)
結論として、Light Phone Ⅲはバンド的には日本国内でも問題なく利用することができそうです。公式HPにある「Compatibility Checker(互換性チェッカー)」で日本を選択してみたところ、3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクで動作するとの結果が返ってきました。
現時点では国内キャリアで唯一「楽天モバイル」のみ動作保証外となっているものの、それ以外であれば問題なく繋がるのではないでしょうか。5Gを含め、対応バンドは非常に豊富です。
引用:Light公式HP|Compatibility Checker(互換性チェッカー)
参考までに、先代「Light Phone Ⅱ」に同様の互換性チェッカーをかけてみた結果も共有します。こちらにはきっぱりと「日本には互換性がない」との記載がありました。Light Phone Ⅲがグローバルに力を入れて開発されていることはまず間違いなさそうです。
Light Phone Ⅲを日本で使う際の注意点
スマホを手放してデジタルデトックスをしたい人に、国内キャリアにも対応するLight Phone Ⅲが非常に有力な選択肢であることは確か。一方で、以下2点については事前によく確認し、十分留意しておくことをおすすめします
技術基準適合証明(通称:技適)取得の有無は不明
特に気を付けたいのは「技適の有無」。日本国内では、総務省が定める電波に関するルール「技術基準適合証明」を取得した通信機器でないと使用してはいけない決まりになっています。昨今は海外スマホを利用している方も少なくないかと思いますが、電波法に触れて罰則を科せられる可能性もゼロではないため、この点は自己責任です。
なお、実験・試験・調査といった名目で、技適未取得機器でも半年間に限り利用することができる「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」なるものが用意されています。レビュー等で一時的に使用する際には、こちらに届け出ておくと安心でしょう。
関連サイト:総務省|技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
リリース時点では英語入力にしか対応していない
※Google翻訳済
Light Phone Ⅲはグローバルモデルではあるものの、リリース直後では英語での入力にしか対応していない点にも要注意。相手から送信されてきたメッセージであれば日本語で表示されますが、こちらから送る場合は英語オンリーになります。事前に送信相手へ一言入れておく必要がありそうです。
一応「他言語にも将来のアップデートで対応予定」とはしている一方で、具体的なスケジュールはまだ決まっていない様子。当然メニュー画面等のテキストも英語で表示されることになるため、苦手を感じている方は気を付けましょう。
ついに日本でも。発売が待ち遠しいLight Phone Ⅲ
数年前にデジタルデトックスに目覚めたときから、おしゃれでミニマルなLight社の製品は非常に気になっていました。一時期Light Phone Ⅱの購入も検討はしていたものの、日本での動作が保証されないことが不安で結局は断念。今回、グローバル対応のLight Phone Ⅲが満を持して登場したことを、私はとても嬉しく思っています。カメラ機能に凝っている点にも魅力を感じているので、早く使ってみたいです。
Light Phone Ⅲは現在プレオーダー中で、7月15日までは$399(約6万4千円)で購入することができます。定価が$799(約12万8千円)なので、今だけ50%OFFです。発売が近づくにつれてプレオーダー価格も上がっていくと予告されていますので、惹かれた方はぜひお早めに。配送は2025年の1月を予定しています。
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