YouTube等で少し前に話題が挙がっていた次世代ブラウザ「Arc」。最近、メインブラウザの「Brave」の動作速度に不満を感じていたこともあり気になっていたので、思い切って乗り換えてみました。実際に導入して4か月ほどメインで使ってみたので、導入方法やArcの基本的な操作をはじめ、Braveから乗り換えてみて感じた良いところ・悪いところをそれぞれ紹介していきます。
次世代ブラウザ「Arc(アーク)」とは?
「Arc(アーク)」は、ニューヨークのベンチャー企業「The Browser Company」が手掛けるブラウザです。2022年4月にリリースされたばかりの新しいサービスでありながら、従来のブラウザとは一線を画す使い心地、AIアシスタントの便利さ等から、すでに多くのユーザーから注目を集めています。
利用はもちろん無料で、フリーソフトウェアとして公式HPで公開中。当初はmac、iOS版しか用意されていませんでしたが、2024年5月に待望のWindows版が登場しました。mac版等と比べるとまだ全機能に対応できていませんが、そのエッセンスは十分に堪能できます。今後のアップデートで追いつくのも時間の問題でしょう。
Googleが開発しているオープンソースのWebブラウザ「Chromium」をベースとして設計されているため、ChromeはもちろんChromiumベースのその他ブラウザからの乗り換えも簡単。今回私は「Brave」からの乗り換えでしたが、特別なことは何もなく、引継ぎ元をワンクリックしただけで全てそのまま利用できました。
Arcの導入方法
ここからは、Arcを導入するまでの手順を解説します。
- 1.公式サイトからインストーラーをダウンロード
- 2.インストーラーを起動してArcをインストールする
- 3.Arcアカウントを作成する
- 4.既存のブラウザからデータをインポートする
- 5.Arcをデフォルトブラウザアプリに設定するかを選択する
- 6.導入完了
1.公式サイトからインストーラーをダウンロード
Arc公式サイト(https://arc.net/)から、ブラウザアプリのインストーラーをダウンロードします。トップには「Windows11」「Mac」の2つがあるので、お使いのOSに合ったものを選択すればOK。今回はWindows版の手順となっていますのでご留意ください。
ArcのWindows版には、マルウェアをダウンロードさせることを目的とした偽サイトが蔓延っているようです。公式サイトそっくりにできていて、うっかりダウンロードすると感染してしまう仕組み。ダウンロードする前に該当サイトのURLがおかしな文字列になっていないか、一度確認してみてください。
2.インストーラーを起動してArcをインストールする
公式サイトからダウンロードしたインストーラーで、Arc本体をインストールしていきましょう。ダブルクリックで起動すれば、画像のように「Downloading…」と表示されて自動的に進んでいきます。
インストールが終わった様子。「Meet the internet, again.」の文字とともに、Arcが立ち上がります。
3.Arcアカウントを作成する
インストール直後の画面から進むと、Arc専用のアカウントを作成する画面へと遷移します。異なるプラットフォームでArcを利用する際に、このアカウント情報があることで設定が同期されるというもの。
お好みのユーザー名を付けて、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。Gmailアカウントで問題なく登録可能です。
4.既存のブラウザからデータをインポートする
アカウント作成後は、現在使っているブラウザからデータをインポートする手順になります。パスワード等の情報を引き継いでスムーズに移行したい場合にはぜひ利用しましょう。おそらく自身のPCにインストールされている全ブラウザが表示されているかと思いますので、お好みのものを選択すればOK。私は約2年ほど利用したBraveからの乗り換えです。
移行するブラウザを決めたら、以前までのブラウザに登録していたブックマークをインポートするかどうかも選択していきましょう。全部そのまま使いたいなら一番上の「Select All」を、一部厳選して移行したいなら「ブックマーク」以下にあるものに対して個別にチェックを入れてください。
なお、Arcは一般的なブラウザと仕様が大きく異なるため、これまでのブックマークがあまり意味を為さなくなることが想定されます。特にブックマークバーが縦に表示される都合上、ブックマークしたページが多ければ多いほどスクロールして探す必要があり、非常に使いにくい印象です。可能であれば移行前にブックマーク整理をし、もう興味のないものに関しては事前に削除しておくことをおすすめします。
5.Arcをデフォルトブラウザアプリに設定するかを選択する
ここまででブラウザの導入・移行作業はほぼ完了しました。最後の項目は「Arcをデフォルトブラウザにするか?」といった内容。これからArcをメインにしようと考えているなら上の「YES, make Arc default.」を、試しに使い心地を確かめてみたい程度の人は下の「NO, still exploring my options.」にチェックを入れて「Next」と進んでいきましょう。
「YES」を選択した場合、自動で設定アプリが開き規定ブラウザの変更を求められますので、一番上の「Arcを規定ブラウザーにする」について「規定値に設定」をクリックすればOKです。ただし、これだけだとhtmlやPDFといったファイルを開こうとした際、意図せず以前までのブラウザが立ち上がる可能性があります。気になる方は「既定のファイルの種類または既定のリンクの種類を設定します」の各種項目に関しても、Arcをデフォルトに設定しておきましょう。
各項目をクリックすると上記のようなポップアップが表示されます。表示されたアプリの中から「Arc」を選択し、「規定値を設定する」をクリックすれば完了です。
設定し直したところ。私の場合は全部Braveになっていたので、一つ一つArcに変更しました。
6.導入完了
設定アプリを閉じてArcに戻り、上記のような画面が表示されていれば導入の全工程は完了です。画面中央右側に表示されているカードらしきものは「Arc Card」という名称のようで、言うなればArc利用者の証。おそらく一人ひとり異なるものが発行されているのではないでしょうか。
導入完了画面から「Get Started」をクリックすると、いよいよArcブラウザ利用開始です。他ブラウザからブックマークを移行した人は、画面左側に「Imported From 〇〇」というフォルダが作成されているはず。念のため中身が無事かを確認しておきましょう。
Arcの他ブラウザとは異なるポイント
Arcを使い始めるにあたり、まずは他ブラウザと異なる点を理解しておく必要があります。初期画面を見ると一目でわかりますが、Arc最大の特徴は「諸々の機能が左サイドバーに集約されていること」。通常であれば上部に表示されるはずのブックマークバー等の機能は、全てこのサイドバーから操作することになります。
この点を踏まえたうえで、サイドバーの中には「Favorites」「Pins」「Today」という3つの分類があることも押さえておきましょう。それぞれを簡単に解説すると以下の通り。
- Favorites
登録したサイトがアプリアイコンとして表示され、ワンクリックで表示できる - Pins
他ブラウザで言うブックマークに相当。ページ単位での登録はもちろん、フォルダを作成してまとめることも可能 - Today
他ブラウザで言う検索タブに相当。新しく検索したページはここに表示される。一定時間経過後に自動消去。
「Today」は従来の検索タブと同じような使い方でいいとして、「Favorites」と「Pins」についてはこれまでにないシステムであることを受け入れる必要があります。ブックマークのように登録しておき、それ自体をタブのようにして扱う、と認識しておくと分かりやすいかもしれません。こればかりは一度使ってみて、間隔を掴んでいくほかないでしょう。
Arcを使ってみて「良い」と感じたところ
2年以上愛用してきたBraveから思い切ってArcに乗り換え、約4か月ほどメインブラウザとしてガッツリ使ってきました。その中で「これはBrave(Chrome)より良い!」と感じたポイントをいくつかご紹介します。
- サイドバードラッグアンドドロップで直感的に使える
- 仮想ブラウザのような用途別の利用が簡単
- 画面いっぱいにコンテンツを表示できる
- 体感でBraveより軽い気がする(メモリ使用量も少ない)
- タブがごちゃごちゃせず視覚的にもスマート
- URLがワンクリックでコピーできる
- 標準の広告ブロック拡張機能「Ublock Origin」の精度も十分
サイドバーはドラッグアンドドロップで直感的に使える
従来ブラウザのブックマークバー・アドレスバーに当たる、Arcのサイドバー。慣れるまで時間がかかるかと思いきや、ドラッグアンドドロップでの操作が最適化されているため、非常に直感的に利用できました。
特に便利に感じているのが、1画面に2つのコンテンツを表示させる「分割表示」。表示されているタブの上に、分割表示したい他のタブをドラッグ&ドロップするだけで画面の分割が完了します。
Brave等の一般的なブラウザの場合、開いているタブを画面左端に引っ張ってきて、次にもう一つのタブを画面右端に配置して…という2つの手順を踏む必要がありました。その点、これらの作業がサイドバー上ですべて完結するArcは非常にスマート。
しかも、分割表示をした状態をPinsに登録しておくこともできます。クリックすれば最初から2つのコンテンツが並んだ状態で展開されるので、常にセットで使いたいものがある人なんかには重宝すること間違いなし。作業途中のファイルと参考資料を分割表示させた状態でPinsに移動させて、続きはまた明日…なんて使い方も便利です。
仮想デスクトップのような用途別の利用が簡単
仕事、プライベート、動画視聴等々…複数の作業を並行して行いたい場合、これまでであればWindowsの仮想デスクトップを使ったり、ブラウザをもう一つ別ウィンドウで開いたりして作業領域を分けるのが一般的でした。Arcには「Space(スペース)」と呼ばれる機能があり、サイドバー上で右・左とスワイプ(タッチジェスチャー)をするだけで簡単に作業領域を切り替えられます。
Spaceの分け方も至って簡単。サイドバー右下の「+」から「New Space」を選択し、スペース名を付けるだけ。
スペースごとにテーマカラーも細かく設定できるのも楽しいポイント。おしゃれなくすみカラーで、自分好みのスペースを構築できます。
私はこれまであまりブラウザを分けるような使い方はしていなかったため、Space機能にはあまり注目していませんでした。しかし、実際に「クライアント①用」「クライアント②用」「経理用」「ブログ用」…と分けて使ってみたところ、想像以上に使い勝手が向上してびっくりしています。余計な情報が視界に入らなくなることで、一つ一つの作業に集中できて非常に便利です。
画面いっぱいにコンテンツを表示できる
一般的なブラウザでは画面上部に表示されるブックマーク等の項目がサイドバーに集約されていることで、最も重要なコンテンツ部分が大きく見やすくなっているのもArcの魅力。比較用として、ArcとChromeそれぞれで「Yahoo!Japan」を開いてみました。左がChrome、右がArcです。
Arcの方が明らかに表示量で勝っていることがご確認いただけるのではないでしょうか。1画面に表示できる情報が多ければ多いほどスクロールする回数も減りますので、手間の削減はもちろん作業の効率化にもつながります。
ちなみに、私のようにUMPCを好んで使っているような方であれば、なおさらその恩恵を感じられるはず。現在10.1インチのGPD WIN MAX2をメイン機としていますが、Braveから乗り換えて心底よかったと感じている部分です。
体感でBraveより軽い気がする(メモリ使用量も少ない)
これはあまり具体的なデータのない体感的な話になるのですが、Braveを使っていたときよりサクサク動作するような気がしています。仕事柄、十数個以上のタブを同時に開いて作業することがままあるのですが、Arcにしてからは「読み込み待ち」や「ワンテンポ遅れ」といったストレスをあまり感じていません。
既にBraveをアンインストールしてしまったため比較できず恐縮なのですが、タスクマネージャーでArcの使用状況を見てみると、他アプリを起動していてもメモリ使用率は全体で50%以下。Braveのときは数タブしか開いてなくてもメモリ8~9割食っていることがしょっちゅうあったため、この辺りが快適さに関係していそうです。「Today」に表示されているタブが一定時間経過で自動消去される等、Arcはタスクキル周りも優秀なのかもしれません。
タブがごちゃごちゃせず視覚的にもスマート
先にも少し触れていた通り、Arcは従来ブラウザとタブの概念が少々異なっています。サイドバーの「Favorite」「Pin」はこれまでのブックマークに相当しますが、登録されているページ自体がタブとして扱われるため、FavoriteとPinからページを開いてたらTodayのタブが増える…なんてことはありません。これにより、「タブが増えすぎてスクロールしなければ何を開いているかわからない」という事態に陥ることがなく、視覚的にも非常にスマートです。
またサイドバーは、固定表示のほかトグル式に変更することもできます。画面左端までカーソルを動かすとシュッと自動表示される形で、もともと広いコンテンツの表示領域をさらに拡大可能。私はサイドバーを常時表示させておく必要性を感じていないためトグル式で使用していますが、ほぼ不都合はありません。画面が広くなるメリットは想像以上で快適そのものです。
URLがワンクリックでコピーできる
細かい部分ではありますが、ブラウザバーの左隣にURLコピー用のボタンが備わっている点も、Arcの個人的お気に入りポイントです。現在開いているページのURLをワンクリックでコピーできる機能で、競合記事の調査を行いながら執筆業務にあたるWebライターの私にはぴったり。リサーチ作業の手間が削減され、仕事が効率化されたと感じている次第です。
Chrome等の他ブラウザでは、どうしても「ブラウザバーをクリック→URLを指定してコピー」という2ステップが必要でした。Braveを使っていた時もそこまで意識はせずに行っていた作業ですが、Arcにしてからというもの、「ワンクリックでURLをコピーできるとこんなに便利なのか」と、いつもその楽さに感動しています。
標準の広告ブロック拡張機能「Ublock Origin」の精度も十分
Braveを利用している人の中には「YouTubeの広告を見なくて済む」という点に魅力を感じている方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。広告ブロッカーの是非が問われている昨今、あまり大きな声で言えることではないのですが…Arcには標準で広告ブロック拡張機能「Ublock Origin」が搭載されており、YouTube広告に関してもほぼ100%ブロックしてくれています。乗り換えを検討している人にとって、この点も安心ポイントではないでしょうか。
ただし、YouTubeは日々広告ブロッカーに対する取り締まり強化を進めており、今後広告ブロッカーを利用している環境下では動画視聴すらできなくなってしまうことも想定されます。そもそもYouTube公式自体「YouTube広告のブロックは利用規約に反する」と明記している状況。
YouTube 上の広告は、あなたのお気に入りのクリエイターを支援し、世界中で数十億のユーザーが利用するストリーミング サービスを支えています。YouTube 広告をブロックすると、YouTube の利用規約に違反することになります。
広告ブロッカーを使用している場合は、YouTube で広告を許可するか、YouTube Premium に登録するよう求められます。広告ブロッカーの使用を続けると、動画の再生がブロックされることがあります。
サービスが中断することのないように、YouTube で広告を許可するか、YouTube Premium に登録してください。
YouTubeというプラットフォーム、そこで活動しているクリエイターの方々を支援するという意味でも、可能であれば広告ブロッカーの除外機能やYouTube Premiumの利用を検討したいところですね。
Arcを使ってみて「もう少し」と感じたところ
Arcが非常に画期的かつ利便性の高いブラウザであることは間違いないのですが、現時点で使っていて「うーん…」と感じる部分があることも確か。ここでは、Arcの気になる点についても紹介していきます。
トグル式にしたときのサイドバーの挙動が少し邪魔
メリットの方で「サイドバーはトグル式にすれば全画面表示にできて便利」という話をしましたが、個人的にこの挙動が少し厄介に感じています。少しでも画面左端にマウスカーソルが行ってしまうと「スッ」と表示されるため、画面左側を操作したい場合等に暴発してしまいがちなのです。
トップページに戻るためにホームボタンを押したい時はもちろん、文章をコピーした拍子に左端まで滑っていってしまった場合も、容赦なくサイドバーが現れます。特に私はGPD WIN MAX2の小さなトラックパッドですべてを賄っているためなおさら苦痛です。マウスを利用する人であれば、そこまで苦労することはないのかもしれません。
「画面左端に行ってから数秒後に表示される」「何らかのショートカットコマンドを押したら表示される」というような使い方ができると、もっと便利なサイドバーになるのになぁと感じています。
拡張機能や各種通知等の画面上ポップアップの処理が面倒
ArcはChromeベースなので拡張機能系もそのまま流用することができるのですが、表示させた後消すためにはしっかりと「×」をクリックしなければいけません。BraveやChromeでは任意の場所を一度クリックするだけで消せていたので、地味ながら面倒に感じています。
また、何かダウンロードしたりしたときに表示される通知ポップアップ。こちらに関しては、どこかを一度クリックするまでは表示され続ける仕様となっているようです。しかも消すまでのそのほかの操作をほぼ受け付けません。上記動画でも、カクカクで少し分かりずらいですが、ダウンロードのポップアップを消すまでサイドバーが表示されなくなっていることが分かります。
このような既存ブラウザとの細かい違いは随所で感じられます。この辺りは最適化待ちでしょうか。
日本語で検索する場合に少し工夫が必要
Arcはニューヨークの企業が開発したブラウザということもあり、基本的に英語圏の人が使う想定になっているように感じます。その一つとして挙げられるのが検索時で、ブラウザバーに日本語で入力した際、ただEnterを押すだけでは検索エンジンに飛んでくれません。
比較用として、日本語で「ヤフー」と検索した場合と、英語で「yahoo」と入力した場合の挙動を画像で掲載します。英語の方は検索候補にしっかりとyahooが表示されているのに対して、日本語の方はヤフーを認識せず、まったく関係のないページが候補になっていることが分かるはず。
初めて使った際は「なんで検索できないんだ…!?」と困ってしまったものです。対策としてはいろいろあるかと思いますが、私は検索KWを入力した後「Space→BackSpace」としてからEnterを押すことで対応する形に落ち着いています。
通常より一手間かかり面倒ではありますが、数か月使っていくうちに習慣となり、他ブラウザでもやってしまうようになりました。ともあれ、この点は今後修正されることを願っています。
トラックパッドのジェスチャー操作の反応に甘さがある
先述した「画面上ポップアップの挙動」が関係しているのかもしれませんが、トラックパッドでジェスチャー操作した場合に上手く反応してくれないケースが多めです。前のページに戻ろうとして二本指スワイプしても全く機能せず、やむなく戻るボタンをクリック…ということを頻繁にやっている気がしています。
こちらも普段からマウスを使っている人であればそこまで問題のないことかと思いますが、私のようにトラックパッドで作業している人の参考になればと思い、念のため記載しておきました。
まとめ
ここまで説明してきたことからもわかる通り、Arcは良くも悪くもこれまでのブラウザとは全く別物です。ChromeやBraveのような従来ブラウザに慣れていればいるほど、新しい操作を覚えるのに苦労することと思います。それでも、これだけたくさんの魅力・楽しさが詰まったブラウザなんだということが、本記事を通して少しでも伝われば幸いです。
私はWebライターという仕事柄、執筆用のアプリと参考文献を並べて表示しておきたいケースが多々あります。そのため「分割表示が簡単」という点は思っている以上に大きなメリットで、これだけでArcに心奪われました。まだまだすべての機能を網羅しているとは決して言えませんが、数か月使い続けたこともあり今は特にストレスなく、メインブラウザとして仕事からプライベートまで活用できています。
Windows版はまだ出始めて数か月ということもあり、mac・iOS版に比べて使える機能等も制限されているようです。今後のアップデートで本記事で挙げたようなデメリットも解消していくのではないでしょうか。ご紹介しきれなかった機能も多数ありますので「一風変わったブラウザが使ってみたい」「ChromeやBraveからの乗り換え先を探している」という人は、ぜひArcも選択肢に入れてみてください。
コメント