ずいぶん前になりますが、X(旧Twitter)上で開催されていた下記キャンペーン。ありがたいことに当選いたしました。
ビジネスはもちろん生活にも馴染むバッグ・ポーチ類を数多く取り揃える「Evoon(エボーン)」さまより、今回「みがるスマホポーチレザー」をいただいたのでレビューしていきます。2~3か月ほどしっかり使ってみての感想ということで、本商品の購入を検討している人や、ちょっとしたお出かけに使えるポーチを探している人の参考になりましたら幸いです。
そもそも「Evoon(エボーン)」とは

「Evoon(エボーン)」は、便利さと快適さを兼ね備えた機能的な商品を開発している、ビジネスグッズのブランドです。株式会社Gerberaという日本の会社が手掛けており、2019年にクラウドファンディングから生まれました。13個の機能を搭載したマルチバックで出資を募った際には、計844人から約800万円もの資金調達に成功しています。
取り扱っている製品は、バックやスーツケース、ポーチといった収納系の雑貨が中心。具体的な製品カテゴリは以下の通りです。
- ビジネスリュック・バックパック
- ショルダーバック
- スーツケース
- パソコンケース
- トートバッグ
- ガジェットポーチ・ポーチ
- 財布
- その他(お手入れアイテム等)
Evoonには「進化」という意味が込められており、商品を一度世に出したら終わりではなく、常に利用者の声を取り入れて改良・進化させていく過程を大切にしているとのこと。アンケートやレビューとして寄せられた声が、作り手に直接伝わるような仕組みが構築されています。
あまり聞き馴染みのないブランドかもしれませんが、販売累計30,000個を突破している等、実績は確か。公式サイトはもちろん、Amazonや楽天でも展開されており、着々とユーザー数を増やしている今注目のブランドです。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」の商品概要

今回プレゼントいただいた「みがるスマホポーチレザー」について、簡単に商品概要をまとめておきます。
「みがるスマホポーチレザー」は、キャッシュレス化が進む昨今において「スマホの持ち運びはもう要らない」をテーマに誕生した製品。カラーはブラック・ダークブラウンの2色展開となっています。縦19.5cm×横13.5cm×厚み4cmという単行本サイズに以下9つもの特徴を取り入れた、機能性抜群のポーチです。
- 水に強いレザー
- 防傷
- 防汚
- キーリングキーホルダー
- スウェード調の内装生地
- 財布とスマホポーチの2WAY仕様
- 小物ポーチとしても利用可
- YKKファスナー
- ベルトの取り外し可能
スマホ決済が主流になっては来ましたが、いざというときにはまだ現金やカードが必要だったり、車での外出時には免許証が必要だったりと、何かと荷物がかさばってしまうことも多いのではないでしょうか。かといってポケットに詰め込むのもスマートではないし、手で持つのも不便。Evoonの「みがるスマホポーチレザー」は、そんな日常の不満を解消してくれるアイテムとなっています。「ちょっとした買い物やお出かけを身軽にしたい」という人にぴったりです。
より詳細な商品概要が知りたい方は、こちらから公式ストアもぜひ確認してみてください。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」の外観・開封チェック
ここからは、いただいた商品を実際に開封しながら外観をチェックしていきます。

外箱です。まるでレザーのようなこだわった質感となっていて、すでに高級感を感じます。

開封したところ。

内容物は以下の3点です。
- みがるスマホポーチレザー本体
- ショルダーベルト
- メッセージカード
ポーチとベルトは不織布の袋に入れられており、傷がつかないよう配慮がなされています。しかも袋にまで「Evoon」のロゴ付き。

袋から開けてみました。今回私はカラーに「ブラック」を選択したのですが、光沢感がありつつも落ち着いた黒色となっていて非常にかっこいいです。

ポーチ本体の外観です。みがるスマホポーチレザーはその名の通り革製品なのですが、特殊な表面加工が施された「サフィアーノレザー」を採用。一般的なレザーのようなしっとりとした感触はなく、サラサラとした質感で丈夫さを感じます。型押しされた「Evoon」のロゴも控えめで好印象。

前面にはスマホ収納用のポケットが空いています。後述しますが比較的口が広くマチもしっかりついているため、大きめのスマホでも難なくすっぽりと入ります。

ポーチ裏面の様子。凹凸のほとんどない平らな面で、上部にショルダーベルト取付用のDカンが付いているのみとなっています。薄いポケットがあるように見えますが口は空いていません。

背面のDカンにショルダーベルトを取り付けてみました。ベルトのカラーも本体と統一されていて非常におしゃれ。こちらにもサフィアーノレザーが採用されているのか、本体同様サラサラとした心地よい質感となっています。

本体+ショルダーベルトの状態で重量を測定してみると「393g」でした。公式HPでは370gとの記載があったのでやや重めといったところ。

メインポケットのファスナーを開けた様子です。本体背面側にはお札収納用の薄いポケット、カラビナ式のキーリングが設けられています。

メインポケット前面側にはカードポケットが3つと、ペン収納用のホルダーが1つ。カードポケットは一番上がやや深く余裕のある作りとなっているため、個人的には2~3枚入れても問題ない印象。私は現在免許証・マイナンバーカード・図書館の貸出カード・献血カードの4枚も入れていますが、特に取り出しにくい感じはありません。

メインポケット真ん中には小銭入れポケットが備わっています。

小銭入れのチャックを開けたところ。口は大きく開きますが、底部にマチは設けられていません。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」小銭入れの収納力チェック
本製品の小銭入れ、マチがありませんが実際どれくらい小銭を入れておくことができるのか、その収納力をチェックしてみました。

用意したお金は計15枚で、内訳は以下の通り。
- 500円玉×1枚
- 100円玉×5枚
- 10円玉×5枚
- 5円玉×1枚
- 1円玉×3枚
→合計:1,058円

実際に収納してみた様子が上記になります。深さが7.5cm程度あることもあり、15枚程度の小銭ではまだまだ余裕が感じられました。

15枚の小銭を入れてチャックを閉めたところ。目に見える膨らみは感じられず、周辺の他ポケットに干渉している様子もありません。現金のみのお店で買い物した際のおつりを一時収納しておくくらいであれば、本製品の小銭入れは十分に機能してくれます。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」を使ってみて良かった点
Evoon「みがるスマホポーチレザー」を使い始めて数か月経ちますが、その中で個人的に「これは良い!」と感じたポイントをご紹介していきます。
丈夫な素材で使っていて安心感がある

先述した通り、本製品はレザーを型押し加工を施した「サフィアーノレザー」というものがふんだんに使用されています。この素材の機能性が本当に優秀で、具体的には以下のような特徴を有します。
- 水に強い撥水加工
- 防傷(カギで引っ搔いても傷がつかない)
- 防汚(汚れが付きにくい、ふき取りやすい)
レザー製品というとどうしても「傷がつかないように慎重に扱わなきゃ…」と恐る恐る使う形になってしまいがちな私ですが、レザーらしからぬ丈夫さを備えた本製品は非常に安心感があり、日々ガシガシと使えています。にもかかわらず型崩れや傷つきもほとんどなく、常に綺麗な状態で使えるので大変心地いいです。
公式価格18,300円と決して安価ではないものの、相応かそれ以上に品質の高い製品であることは間違いなく、数年単位で長く使える相棒になってくれると思います。
コンパクトサイズなのに収納たっぷり
単行本とほぼ変わらない縦19.5cm×横13.5cm×厚み4cmというコンパクトサイズでありながら、十二分な収納力を備えている点も本製品の魅力。私は普段、以下全てのものを入れて持ち運んでいます。
- 1万円札×1枚
- 千円札×1~2枚
- 小銭15枚程度
- カード×6枚
- ハンカチ(エコバック機能付きの少々厚いもの)
- ポケットティッシュ
- 折りたためるエコバック
普通であれば「それなりの大きさのショルダーバッグに入れていこうかな?」と思うくらいの量ですが、みがるスマホポーチレザーなら難なく収納可能。お札や小銭用のポケットまで用意されているので、財布を別途持ち歩く必要もなくなります。
本製品を使い始めてからは、バック選びに悩んだり、外出時に「あれとこれを入れて…」と迷ったりすることなく「これ一つ持っていけば大丈夫」と思えるようになりました。お出かけが想像以上にストレスフリーです。
前面ポケットは大きめのスマホでも収納可能

スマホ収納用に備えられた本体前面のポケットですが、厚みおよそ1cmとだいぶ余裕のあるサイズ。参考までに、一般的なスマホの厚みは0.7~0.8cm程度です。加えて横方向も約12㎝と広く全体的に余白が設けられていることから、比較的大きく厚いスマホでも無理なく収納して持ち運ぶことができます。

私は現在メイン機に「Xiaomi 14 Ultra」を利用しているのですが、大型カメラを搭載していることもあって一番厚いところでは約1.5cmあります。しかし、これだけ厚いスマホでもみがるスマホポーチならすっぽり。さすがにやや膨らみますが、大きく型崩れすることもなく収まってくれています。
Xiaomi 14 Ultraはカメラ用途にもってこいの端末である一方で、ストラップ取付穴の数・位置などの問題から「持ち運びやすさ」という面では少し不満に感じていました。過去にはネックストラップを導入してみる等、試行錯誤はしてみたもののなかなかしっくり来ていなかったのですが、みがるスマホポーチの前面ポケットに入れて持ち歩く形で今は無事落ち着きました。

もちろん、Xiaomi 14 Ultraの特徴でもあるカメラグリップを付けての収納もできます。ちょうどグリップ部分がポケットからせり出す形になるため取り出しやすく、ポーチのコンパクト感も相まって、ほとんど端末自体を肩掛けしているような感覚で使えていて非常に快適です。
小銭入れはやっぱり便利

私は「財布の持ち運びは早急にやめたい」と思っていた人間で、一時期はスマホ背面につけるカードポケットで凌いでいた時期もありました。その中で感じたのは「キャッシュレス化が進んだ今も小銭が発生する機会は多々ある」ということ。財布がないと必然的にズボンのポケット等に入れておくことになってしまいますが、歩くたびにジャラジャラと音がしたりとスマートではありません。みがるスマホポーチレザーがあれば、スマホとほぼ変わらないサイズ感でしっかり小銭も収納できてしまうのです。
しかもその収納力は申し分なく、先述した通り500円・100円を含む15枚程度を入れても何も問題のない容量。これまでスマホ大程度のコンパクトなショルダーバックはいくつか使ってきましたが、専用の小銭入れが設けられている本製品は断トツで使いやすく感じています。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」を使ってみて気になった点
続いて、みがるスマホポーチレザーについて感じたデメリットについても言及しておきます。購入を検討している方は、良い点・悪い点を総合的に考慮したうえで判断してみてください。
チャックの開閉がやや硬い

本製品のファスナーは全て、ファスナー業界のトップシェアメーカー「YKK」のものを採用しています。品質や耐久性といった面では安心な一方で、開閉がやや硬い点が気になりました。

メインポケットはダブルファスナーになっている分いくらか良いものの、小銭入れに関しては特に顕著で、使い始めた当初は開け始めにほぼ毎回引っかかりがありました。2~3か月フルで使った今はだいぶスムーズになってきましたが、それでも開閉途中で「グッ」と詰まるのは変わらずといったところ。スーッと一息には開けられない印象です。
開閉がやや硬い分、簡単には中にアクセスできず安全というメリットもあるかもしれませんが、急いでいるときにすぐ取り出せないというのはやはり不便。馴染むまで愛着を持って長く使う必要がありそうです。
それなりに重量がある
商品外観の項で紹介した通り、本製品はストラップを付けた状態で約400gという重量になっています。質のいいレザーを使い、コンパクトな中に収納力を備えている分致し方ないとは言えますが、やはりそれなりの重量感となっている点には留意が必要です。

何も入れていない状態で400gなので、たっぷりものを詰め込めば500g、600gを平気で超えてきます。参考までに、PC周辺機器メーカー「ELECOM」から販売されているスマホ用ショルダーポーチを見てみたところ、幅約13.5cm×奥行約3.5cm×高さ約20.0cmというほぼ同サイズで約180gと、およそ半分の重量となっていました。
関連サイト:ELECOM|MAPOCHE スマホ汎用ショルダーポーチ
斜め掛けで持ち運ぶので実際そこまで重いと感じることはありませんが、同機能を持つほか製品と比べてやや重めであることを理解したうえで購入する必要があるでしょう。
カードの収納ポケットがもう少し欲しい
本製品に設けられているカード収納ポケットは3つ分。必要十分な数ではありますが「財布を持ち運ばなくてOK」というコンセプトであれば、もう少し用意されていると嬉しかったなと感じています。現在私が持ち歩いているカード類は以下の通り。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- デビットカードorクレジットカード
- 健康保険証(2024年12月まで念のため)
- 献血カード
- 図書館の貸し出しカード
その数は合計6枚と、本来の収納数を大幅に超過してしまっています。3つあるうち一番上のポケットが少し広いため何とかなっていますが、さすがにこれ以上は厳しい状況。
「いつも使わないものは必要なときだけ持ち運べばいい」とも考えましたが、お出かけポーチ兼財布という性質を持っている都合上、その都度中身を入れ替えることなくスッと持ち運びたいのが正直なところ。使うことが分かっているものは、使用頻度に関係なく常に入れておきたい気持ちがあります。
なお、健康保険証はすでにマイナンバーカードへ統一する動きが進んでいますし、2025年3月頃には「マイナ免許証」の運用が始まる方針も固まっています。今後必要なカードが少なくなっていけば、カードポケット3枚分でも十分になるかもしれませんね。
Evoon「みがるスマホポーチレザー」は、機能性とデザイン性を兼ね備えた、お出かけが楽しくなる逸品

チャック部分の硬さだけは若干気になるものの、持ち歩きたくなる上品なデザイン、抜群の収納性を誇るメインポケット、Xiaomi 14 Ultraでもすっぽりの前面ポケットと、これだけの魅力を持つ「みがるスマホポーチレザー」は十分購入に値するものだと感じています。「荷物をできるだけ減らしたいな」「お出かけのときのバッグどうしようかな」とずっと悩んでいた私にとって、一つの答えとも言えるほど満足度が高めです。
これだけ高品質なものをプレゼントしていただいて、Evoonさまには感謝してもしきれません。と同時に、バッグ・ポーチ選びで悩んでいる一人でも多くの人に、この製品が届いたらいいなと思いました。「財布を持ち歩きたくない」「お気に入りのズボンのポケットを膨らませたくない」「身軽にお出かけしたい」。このような悩みを抱えているなら、Evoonさまの本製品はきっと力になってくれるはずです。
なお、Evoonの製品には「30日間返品保証」「365日間品質保証」が付いています。買ってみて万が一イメージ違いや初期不良があったとしても30日以内なら返品交換が受けられますし、1年未満で通常利用により破損した場合にも交換対応が可能です。気に入った製品があれば、ぜひ品質を心配することなく購入してみてください。
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