Light Phone III、初期ロット発送は3月初旬に遅れる模様。製品開発の方は大きな問題なし。日本企業とコラボしたパッケージも公開

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昨年末(2024年12月)時点で2月初旬から発送と言われていた「Light Phone III」。時期になったものの連絡がないため公式ブログを確認してみると、1月時点ですでに遅れるとのアナウンスが為されていました。更新されたタイムラインは以下のとおり。

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新しいタイムラインによれば、2月初旬ころまでに終わる予定だった規制当局の認証プロセスは、約4週間程度遅れている状態。これにより、最初の予約注文(初期ロット)の発送は3月初旬となったようです。前回の報告からちょうど一か月遅れの形に。ちなみに、第2ロット以降の予約注文はすべて4月末までの発送を見込んでいるとのこと。

同記事の中では、規制当局の確認は遅れている一方で、そのほかの準備が着々と進んでいる様子も公開されていました。以下はハードウェアの耐久テストを行なっている映像。落下の衝撃やねじりなどにも耐えうる頑丈さに仕上がっているようです。

また、以前から「こだわっている」とされてきたパッケージについても、ここでようやく公開となりました。Light Phone III本体を収納している箱は、なんと日本の老舗工具箱メーカー「東洋スチール」との提携により誕生したスチール製のツールボックスを採用しているようです。このボックスは東洋スチールのスチールボックス(T-152)と同形状となっていて、積み重ねたり入れ子にしたりすることもできるとのこと。梱包資材を末永く使えるようにするこのアイデアは斬新で、ただ捨ててしまうものに比べると地球環境にも優しいですね。

カメラのソフト面の調整も進められています。当初はやや寒色寄りなのが気になりましたが、12月時点ではだいぶ温かみのある写真に仕上がっているようでした。カメラの作例が多数掲載された別の投稿を見ると、描写力はなかなかのものがあり、暗所撮影にもそれなりに対応できていることから、期待度が高まります。

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アクセサリ類の開発も始まっていて、液晶フィルムやバッテリーカバー、保護ケースの作成が予定されている模様。保護ケースに関しては試作が公開されており、複数のカラーバリエーションで登場することも明らかになっています。ただ、個性は出せる一方でややチープな印象を受けることから、現状のデザインのままなら裸で使いたいな、と思ってしまいました。すでに筐体がミニマルでかっこいいですからね。

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保護ケースのレンダリング画像
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保護ケースのカラーバリエーション

Light Phone IIIは現在も公式HPから予約注文が可能。定価799ドル(約12万1547円)に対して599ドル(9万1122円)の限定価格となっています。「最近ちょっとスマホに時間を使われすぎかな」と感じている方は、Light Phone IIIを手に一度自分を見つめなおしてみてもいいかもしれません。私も到着が待ち遠しいです。

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